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ー餃子の皮と焼売の皮の違いとは?代用はできる?よく似た2つを比較!ー


餃子の皮と焼売の皮はそっくりなので「同じものではないのか」「違いはない」と思う方がいらっしゃるかもしれません。

しかし餃子の皮と焼売の皮には、違いがあります。

どのように違うのかこの記事で詳しく紹介します。

 

 

餃子と焼売はどう違う?

餃子の皮と焼売の皮の違いを知る前に、そもそも餃子と焼売はどのようなものなのか見てみましょう。

餃子と焼売どちらも発祥は中国で、餃子も焼売も縁起の良い食べ物としてお祝いのときに好まれますが、家庭料理として日常的に食べられています。

日本でも非常にポピュラーですので、知らないという方はほとんどいないのではないでしょうか。

 

では、改めて餃子と焼売の違いを見てみましょう。

餃子と焼売の違いは、主に次の4つです。

 

1.形状

2.餡の具材

3.ルーツ

4.皮の形状

 

この章では、餃子と焼売の形状と餡の具材、そしてルーツの違いについて紹介し、皮の形状の違いについては後述します。

 

 

1.形状

餃子も焼売も餡を皮で包むという点では同じですが、包み方が違います。

 

餃子:皮で餡を包み、皮でひだをつくったり折り込んだりする。そのため、外側から餡が見えない

焼売:皮で餡を包む点では餃子と同様だが、上部が空くように成形する。外側から餡が見える

 

当然ながら、見た目にも違いがあり、餃子は半月のような形をしており、焼売は円柱状をしています。

 

 

2.餡の具材

餃子も焼売も一般的には豚ひき肉に野菜を加えて餡を作りますが、使用する野菜が違います。

 

餃子に使用する野菜:キャベツ、ニンニク、ニラ、白菜、生姜など

焼売に使用する野菜:玉ねぎ、生姜など

 

また、焼売よりも餃子のほうが野菜が多く含まれていることがほとんどです。

 

 

3.ルーツ

餃子も焼売も中国が発祥ですが、歴史に違いがあります。

 

餃子:漢の時代

焼売:殷、または唐の時代

 

餃子は紀元前206〜紀元220年頃の漢の時代に生まれたといわれています。

中国北部において小麦粉で作った皮に肉や魚、野菜などを包んで、煮たり焼いたりしたものが餃子の原型だと考えられています。

「餃子」という名前が付いたのは、1368〜1644年頃の明の時代になってからです。

日本に伝わったのは、第二次世界大戦後の1945年以降。

戦時中に満州に住んでいた日本人が、帰国後に当時の味を懐かしんで再現したといわれています。

 

一方、焼売が誕生したのは、581〜618年頃の隋の時代、またはその後618〜907年の唐の時代だと言われています。

もともとは動物性の食材を用いない精進料理のひとつとして作られていましたが、餡に肉が使われるようになり、点心や飲茶のメニューとして愛されるようになりました。

日本には明治時代に伝わり、横浜や神戸、長崎などの中華街で販売されていたといわれています。

 

 

餃子の皮と焼売の皮の違いは形状と厚み

餃子の皮と焼売の皮はどちらも、主原料は小麦粉と水、塩です。

作り方もほぼ同様で、形状や厚みだけが違います。

餃子と焼売は出来上がりの形状が異なりますから、皮の形も違って当然だといえるでしょう。

 

まず、餃子の皮と焼売の皮は次のように異なります。

 

餃子の皮:円状

焼売の皮:正方形

 

さらに、皮の厚みも違います。

市販品は製品によってサイズにバラつきがあるものの、以下が主流です。

 

餃子の皮:直径約9cm 厚み約1mm

焼売の皮:一辺約9cm 厚み0.5mm

 

大きさは概ね同じくらいですが、餃子の皮よりも焼売の皮のほうが薄く作られています。

 

 

餃子の皮と焼売の皮は代用可能?

こうしてみると、餃子の皮と焼売の皮は形状と厚さだけだということがわかります。

そのため、餃子の皮と焼売の皮はそれぞれ代用可能です。

ここでは、皮を代用したときの仕上がりと注意点を紹介します。

 

 

焼売の皮で餃子を作る場合

焼売の皮は餃子の皮よりも薄いので、焼き餃子をつくるとパリパリとした食感に仕上がります。

正方形の焼売の皮で一般的な餃子の形に仕上げるのは難しいので、ひだを付けずに折り畳んで春巻きのような形状に成形するのがおすすめです。

 

皮が薄い分、焼くときにフライパンにくっつきやすくなります。

フライパンにくっついてしまうと、フライパンから剥がすときに皮が破れてしまう恐れがあるので、注意が必要です。

油を十分にひく、テフロン加工のフライパンを使用するなど工夫をすると良いでしょう。

 

 

焼売の皮を餃子を作る場合

餃子の皮で焼売を作ると、皮に厚みがあるためしっかりした歯ごたえが感じられます。

食べごたえのある焼売に仕上がるでしょう。

円形の皮で具材を包む作業はさほど難しくありませんが、円状の皮を四角い形にカットして使うのも手です。

 

皮が厚いので、蒸し時間を長めにする必要があります。

 

 

ほかの皮との違い

餃子の皮や焼売の皮と似たものとして、春巻きの皮とワンタンの皮があります。

これらの皮は、餃子や焼売の皮とどう違うのでしょうか。

 

 

春巻きの皮

春巻きとは豚肉とたけのこ、しいたけなどを炒めて、皮で包んで油で揚げたもののこと。

餃子や焼売と同じく、中華料理のひとつです。

 

春巻きの皮は、餃子の皮や焼売の皮とはどう違うのでしょうか。

餃子の皮や焼売の皮は、小麦粉と水、塩が原材料ですが、春巻きの皮は油も加わります。

また、餃子の皮・焼売の皮は加熱せず生の状態で販売されています。

一方、春巻きの皮は鉄板などで加熱された状態で売られている場合がほとんどです。

 

さらに、春巻きの皮には表面がザラザラしている面とツルツルしている面があります。

ツルツルしているほうを表にして春巻きを作ることで、舌触りが滑らかになります。

 

 

ワンタンの皮

ワンタンも中国発祥の食べ物で、肉と野菜の餡を皮で包み茹でてから、スープに入れるのが一般的です。

ワンタンの皮は、餃子の皮や焼売の皮よりも一回り大きく、形状は正方形。

 

原材料は小麦粉と水、塩のほか、「かん水」と呼ばれるアルカリ性の液体が加わります。

かん水が含まれることで餃子の皮や焼売の皮よりもコシがでて、茹でるとつるりとした食感になります。

また、薄いクリーム色をしていることも特長です。

 

 

まとめ

餃子の皮と焼売の皮が違う理由は、それぞれをおいしく作るためだといえるでしょう。

餃子は丸く生地を厚めにすることで、餡を完全に包め焼たときに皮が破れにくくなります。

焼売は、餡の一部が外に出ているため完全に包む必要がありません。

そのため、皮が薄くても破れるリスクは少ないですし、餡の肉のうまみをしっかり味わえるでしょう。

 

餃子の皮と焼売の皮はそれぞれ代用が可能ですが、できれば代用せず餃子は餃子の皮で、焼売は焼売の皮で作るのがおすすめです。

それぞれの皮の特徴を知って、おいしい餃子や焼売を作ってみてくださいね。

 

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