ー餃子の皮の塩分量はどのくらい?身体への影響や減塩レシピも紹介ー
餃子の皮には塩分が含まれているのをご存知でしょうか。
あまり塩分を取りたくない方にとっては、餃子の皮が含む塩分量が気になることでしょう。
そこで、餃子の皮の塩分含有量や塩を入れる理由、身体への影響、そして減塩レシピをまとめました。
餃子の皮の塩分含有量
一般的な餃子の皮は、小麦粉と水、塩が原材料です。
生地をやわらかくするために油を加えたり、長持ちするよう保存料を入れたりする場合もあります。
塩分の摂取を控えている方は、餃子の皮に含まれる塩分量が気になるかもしれません。
では、餃子の皮にはどのくらいの塩分が含まれているのでしょうか。
餃子の皮の塩分量は、製品によって異なりますが1枚あたり0.02〜0.03g程度です。
餃子の皮に含まれる他の栄養素
餃子に含まれるほかの栄養素も見てみましょう。
カロリー:14kcal
炭水化物:2.9g
タンパク質:0.5g
脂質:0.1g
カルシウム:1mg
食物繊維:0.1g
※餃子の皮1枚(5g)の目安
このように、餃子の皮は小麦粉が主成分となるため、炭水化物が多く含まれます。
塩分を含めほかの栄養素は、さほど多くはありません。
餃子の皮に食塩が含まれている理由
では、なぜ餃子の皮に塩が含まれているのでしょうか。
肉や餡に塩を入れれば味がつきますし、一般的には醤油やタレなどをつけて食べるので、必ずしも塩を入れなくてはならないと考えるかもしれません。
現に、塩分を含まない餃子の皮も販売されています。
餃子の皮に塩を入れるのは、コシをだすためです。
塩には小麦粉に含まれるタンパク質の網目構造を強くし安定させる効果があります。
よって、小麦粉に塩を加えると、生地が引き締まりコシが生まれるのです。
さらに、生地がまとめやすくなるため、形成しやすくなり、きれいな円状の餃子の皮を作れます。
生産時の作業効率を上げるためにも、生地に塩を入れているのです。
餃子の塩分は気にしなくて良い?
では、塩分は身体に何らかの影響を及ぼすのでしょうか。
そもそも、塩分は身体に影響を及ぼすかどうかも気になるところです。
次から、詳しく見てみましょう。
塩分が及ぼす人体への影響
塩分は人体にとってなくてはならないものであり、塩に含まれるナトリウムは神経の情報伝達や筋肉の収縮、腸の栄養吸収をサポートする働きを担っています。
塩分が不足すると次のような症状が現れる場合があります。
・食欲不振
・筋肉の痙攣
・頭痛
・吐き気
・疲労感
そのため、塩分摂取を必要以上に制限するのは考えものです。
特に夏など暑い時期には要注意。
汗とともにナトリウムが排出されてしまい、度々塩分不足になるケースが見られます。
とはいっても、塩分の過剰摂取は次のようなリスクがあります。
・のどの乾き
・手足のしびれ
・動機
・むくみ
・高血圧症
高血圧は動脈硬化や脳卒中、心臓病のリスクを高めるといわれるため、健康を維持するために塩分は取りすぎないことが重要です。
適切な1日の食塩摂取量
では、どのくらいの量の塩分が適量なのでしょうか。
ちょうどよい1日の食塩摂取量は次の通りです。
・男性:7.5g未満
・女性:6.5g未満
ただし、高血圧の治療や予防のためには、6g未満に留めましょう。
餃子の皮の塩分は気にしなくて良い
餃子の皮に含まれる塩分量は、前述したように約0.02gとごくわずかです。
塩分を控えているなら、餃子の皮よりも餡の塩分を気にしたほうが良いでしょう。
一般的な餃子1個(23g)の食塩相当量は皮を含めて0.25gで、皮よりも餡に塩分が多く含まれています。
塩分が気になるなら餃子は手作りがおすすめ
塩分を控えたいという方は、餃子を手作りしてみてはいかがでしょうか。
ここでは、塩を使わない餃子の皮と減塩した焼き餃子のレシピを紹介します。
塩分無添加・餃子の皮の作り方
次のレシピでは、約35〜40枚の餃子の皮が作れます。
コシを出したい、塩分はさほど気にならないという方は塩を少々加えても良いでしょう。
【材料】
強力粉:100g
薄力粉:100g
熱湯:100cc
片栗粉:大1~3
1.薄力粉と強力粉を混ぜたら熱湯を注ぎ、かき混ぜる
2.1の生地をまとめ、台の上で手のひらで押して生地をまとめる
(ビニール袋の生地を入れるとまとまりやすい)
3.生地を2〜3つに折りたたむようにして、10分ほどこねる
4.生地を丸めてラップに包み、常温で30分間生地を休ませる
5.台の上に生地を棒状に伸ばす
6.5の生地を一つ5g〜10gほどに分け、乾燥しないよう一つずつラップに包む
7.片栗粉を打ち粉にして5の生地を丸く伸ばす
食塩を使わない減塩焼き餃子の作り方
食塩の代わりに洋風だしを使った焼き餃子です。
このレシピでは、カリウムは白菜を使います。
カリウムは、腎臓でナトリウムの再吸収を抑制して尿とともに排出させる効果のあるので、塩分の過剰摂取が気になる方におすすめのレシピです。
自作した餃子の皮はもちろん、市販の皮でもおいしく仕上がります。
【材料】
餃子の皮:35〜40枚
水:25cc
ごま油:適量
・餃子の餡
合い挽き肉:300g
白菜:100g
しいたけ:3本
長ネギ:1/2本
ニラ:1/3束
にんにく:1片
しょうが:2辺
ごま油:小さじ1
こしょう:少々
洋風だし:小さじ4
※可能であれば洋風だしは食塩不使用のものを使ってください
1.白菜としいたけ、長ネギ、ニラ、にんにく、しょうがをみじん切りにする
2.1に肉と調味料を加え、よく混ぜ合わせたら30分ほど冷蔵庫でねかせる
3.でき上がった餡を餃子の皮で包む
4.ごま油をひいたフライパンに餃子を並べ、強火で2〜3分熱する
5.焼き目がついたら、フライパンに水を入れてフタをし、5分ほど蒸し焼きにする
6.餃子をひっくり返して、反対側にも焼き目をつける
まとめ
餃子の皮に含まれる塩分は、1日の摂取量から見ると微量です。
よって、餃子を食べるときに気をつけたいのは皮よりも餡。
特に市販品の餃子は、塩分が多く含まれる傾向にありますので、手作りするのがおすすめです。
餃子の皮を作るのは手間だと感じる方は、市販の餃子の皮で塩分を控えた餃子を作ってみてはいかがでしょうか。
塩分だけでなく、肉や野菜の量も調整でき、より身体に優しい餃子を作れるでしょう。
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